【災害】「沢、谷、窪、がつく地名はヤバイ！」だがしかし本当に歴史的根拠があるのだろうか？

1 ：砂漠のマスカレード ★

東日本大震災後に注目された「危険地名」や「災害地名」には、本当に歴史的根拠があるのだろうか？　

(略)

「危険・安全な地名につく漢字一覧」は参考にならない

地形と密接に関わる地名そのものに関心が集まるのは結構なことなのだが、無理解に起因する行き過ぎの例が、 たとえばある週刊誌に載った「危険・安全な地名につく漢字一覧」と称する表である。これによれば「軟弱地盤地名」には窪（久保）、 谷、沢、下、江、海、塩、磯、浦、浜、島、岸、橋、舟、津、池、沼、井、浅、芦、原、稲（その他多数）などの字が用いられ、 「良好地盤地名」には山、峰、尾、丘、台、高、上、曽根、岬、森などがつくとして、ずいぶんと簡単に割り切っている。 この類の特集は他にも数多く企画刊行され、地名表記に用いられた漢字が土地の安全性を判断する基準になると信じた人も少なくないだろう。

しかし考えてみれば地名から地質や地形を判断するのはずいぶん無謀な話である。 たとえば「窪地には窪のつく地名が発生する」という説明は妥当だとしても、順番を逆にして「窪のつく地名は窪地である」と言ったら大きな間違いだ。 狭い範囲を示す小字などを除けば、ある程度の面積をもった現実の大字・町名のレベルでは「窪のつく地名」の大半の領域が窪地ではない。

大半が武蔵野台地の上にある「荻窪」

たとえば知名度の高い「クボ地名」のひとつである東京都杉並区の荻窪はどうだろうか。
ここの地形を概観すれば、荻窪と名のつくエリア（荻窪・上荻・南荻窪・西荻北・西荻南）の大半は武蔵野台地の上にあり、その南部を流れる善福寺川が浅い谷を形成している。 具体的にこのうちどこが地名の由来となった「荻窪」であるのかは特定されていない。 地名の由来については「和銅元（708）年にある行者が笈を背負ってこの地に着き、荻を集めて草庵を結び、笈の中の仏像を安置した」（光明院縁起）とか、 字義通りに解釈して「荻の繁茂する窪地」などとするものなどいくつかあるが、いずれにせよその窪地がどんな形状であったかは命名者に教えてもらう以外に知る由もない。 ただ荻窪関連の地名がついたエリアの大半が台地上にあることだけは明確だ。

“災害地名”を嫌って町名を変えようとする自治体も

(略)

https://news.livedoor.com/article/detail/17416930/
2019年11月22日 6時0分 文春オンライン

2019/11/22(金) 08:36:33 ID:5XeOQvPi9.net

Comments

[1. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

数百年スパンなら十分参考になるよ

[2. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

地形も見ろよ

[3. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

津、田、沼

[7. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

>>3
よく出てくるけど合成地名だよ。
JR津田沼駅は台地の上だから洪水は大丈夫。京成津田沼駅が崖の下。

[4. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

衾村ということはすなわち、大昔は墓地だったということだ。
もっと言うなら、あのへんは白山神社もあるし、分かる人には分かるような土地だった。
暗渠だらけも事実だしな。呑川とかな。
まあ、それでも高尚な住民が多いし好きだよ東急沿線は(池上線と武蔵小杉除く)。

[5. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

芦原橋死亡のお知らせ

[6. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

ワイ深谷市民、今日も活断層に怯えて眠れる夜を過ごす。

[8. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

埼玉県越谷市民、ここ数年の一番の被害は竜巻で、谷がほとんど関係ない模様。

[9. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

大倉山の事連呼してるやつおるけど、近くの新横浜も元々は湿地で
新幹線建設しているそばで牛が田を耕していたからなぁ。今となっては
東横線と新幹線、地下鉄、横浜線の2ｋｍ圏内で至極便利だけども

>>8
お前のとこ氾濫しそうな用水路ばっかやんけ

[10. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

北海道の地名の大半は
アイヌ語の当て字なので
この法則が当てはまらない……

[11. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

正直簡単に判断はできん。

[12. 自他とも認めるﾊﾟｰﾃｨﾏﾝ]

でもこういうの面白いよね。神奈川県民だけど武蔵小杉の一件で興味持って、近くの鶴見や蟹ヶ谷も災害由来の土地だったわ