2014年12月27日
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遅ればせながら1っす。スレ立て代行してもらってた。
2014年の目標として読書を習慣化するという目標を年初に立てた。
かれこれ15年ほど、ほぼ小説なんて読まず2年に1冊読む程度。
だから三日坊主で終わるかと思ってたんだが、意外と続いたので
今年読んだ本と感想、面白かったランキングを勝手に書き残させていただく。
ちなみに小説とか何が流行ってるとか作者がどうとか知らんから
まとめスレでよく挙がってる本を中心に、ブコフで100円調達できた本に絞って読んだ。
まず今年読んだリストが以下、読んだ順。
暗いところで待ち合わせ/乙一
我らが隣人の犯罪/宮部みゆき
溺れる魚/戸梶圭太
Zoo(1)/乙一
痴人の愛/谷崎潤一郎
半落ち/横山秀夫
クリムゾンの迷宮/貴志祐介
黒い家/貴志祐介
疾走(上下)/重松清
穴 Holes./ルイス・サッカー
告白/湊かなえ
アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス
つづき
手紙/東野圭吾
影法師/百田尚樹
風の中のマリア/百田尚樹
奪取(上下)/真保裕一
向日葵の咲かない夏/道尾秀介
焚火の終わり(上下)/宮本輝
青が散る/宮本輝
春の夢/宮本輝
テロリストのパラソル/藤原伊織
イン・ザ・プール/奥田英朗
チェーン・ポイズン/本多孝好
夜行観覧車/湊かなえ
グラスホッパー/伊坂幸太郎
夜の防波堤/黒岩重吾
陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎
空中ブランコ/奥田英朗
葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午
オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎
迷路館の殺人/綾辻行人
この時点で「ダメだこりゃ」って思われてるかもしんないけど
もう割り切って、俺みたいに読書はじめようっていう初心者向けで書く。
読んだ本全部ランキングにするキツかったから
まずは「微妙」「普通」らへんから紹介する。
谷崎だけ浮いているな
>>15
古いのは読みづらい印象があって手を出せずにいたんだが
これだけは人の感想見て気になって読んでみた。
「夜の防波堤/黒岩重吾」・・・微妙
本漁ってる時に、なんとなく聞いたようなタイトルだったからつい買った本。
結局気のせい。しかも短編集だというのも読み始めてから気づいた。
内容は夜の仕事してる男女の恋愛系ミステリー。
どの話にもクラブやらキャバレーという単語が出てくる。
時代も違うから話がスっと頭に入ってこない。
そしてどの話も謎を引っ張って引っ張ったあげく終わり方がアッサリしすぎ。
今年読んだ中で一番自分に合わなかった。
「穴 Holes./ルイス・サッカー」・・・微妙
2chで絶賛する人が多いから気になってた本。
「表紙が子供向けに見えるけどそんなことない」というコメントを信じたが
全然子供向けですやん。
頑張ったら報われる的な内容を童話チックに表現してる感じ。
これも自分には合わなかった。
>>17
holeの評価はジョジョの元ネタってのが大きい
内容は子供向けだと思う
>>53
ジョジョの元ネタ!?それは初めて知った。
自分はジョジョ読んでないけど好きな奴に勧めてみるよ
>>17
英語が超簡単だから学習目的で読む人が多いだけ
『穴』は過去と現在のエピソードがあの山を通して繋がる構成が良かったと思うんだけどな
まあ無難なチョイスだと思う
>>21
確かに全然関係なさそうな昔話と繋がりがあったところは面白かった。
ただファンタジー要素?が強くて苦手だったの
>>22
読書習慣化したかったから外れ引きたくなかったんだ。。。
「風の中のマリア/百田尚樹」・・・微妙
かなり蜂の話。オオスズメバチの一生を物語にした本。
途中で急展開あるかと思いきや、ひたすら蜂の話。
オオスズメバチの特徴なんかを他種の蜂や昆虫なんかとのやりとりを通じて知ることが出来るw
「他人は気にせず、自分の信じた道を進め」的なメッセージが込められているように感じたが
ただ蜂を紹介したいだけなんじゃないかとも感じたよく分からん小説。
乙一は本当に面白い
あとは小野不由美の十二国記シリーズと京極夏彦の百鬼夜行シリーズを読め
>>24
京極はいつ手をだそうかと思っているが、途中で止まってしまいそうでビビってる。
来年にはチャレンジするよ。
初心者の癖に山田悠介読んでないとか底が知れる
>>26
読書初心者と言ってるのにクソを勧めるなよ…
>>30
小説の最低ラインを知る事ができる・・・かもしれない
>>31
なるほど一理あるな…
貴志は新世界と悪の教典しか知らんがこの二冊で充分だと思った
設定がファンタジーというよりやはりラノベ過ぎる。ハードカバーで出すものかなあ
貴志は個人的にラノベ作家だと思ってる
「疾走(上下)/重松清」・・・微妙
グロい、物語も描写もグロい、救えない。可哀想な少年の波乱万丈の成長記?
まさに悲惨、感情移入が激しい人は若干トラウマかも。上巻エグい、下巻でますますエグい。
この話から何を感じ取ればいいんか。。。人の道を踏み外すなってこと?
早めに軌道修正しろってこと?自分が恵まれていることを実感しろってこと??
「アルジャーノンに花束を/ダニエル・キイス」・・・微妙
2chに限らず絶賛されてる本。期待しすぎたのか、個人的に微妙。
感動するっていうか可哀想な報われない話としかとれない。
賢さと幸せは必ずしも比例しないってこと?
弱者をいじめるなってこと?
賢くても偉そうぶるなってこと?
賢くない方が心が綺麗ってこと?
人体実験はやめとけってこと?
マジで感動のポイントが分からない。。。
あーこれボロクソ言われそうだな
これはほんとに、どこがどういいのか教えてほしい。
主人公が不遇、読み進められないほど可哀想なだけ。
>>34
感動なんて人それぞれなんだからボロクソに言う奴の方がおかしいから気にするな
山田悠介にだって熱狂的ファンがいるんだから
>>34
人生を短い期間に凝縮した様な話なんだと感じた
子供が成長し恋愛し人生で得たものを老いによって失っていく過程がSF設定によって表現されているんじゃないかな
一般にどう受け取られてるかは知らんが
>>34
俺もあれは感動話じゃなくて残酷物語だと思うよ
知性はあらゆる幸せを無条件で保証するわけではないが、知性によって担保される類の幸福は確実にあるよね、という話
読んだのだいぶ前だけど、終盤の元に戻った主人公が恋人の仕事場まで会いに行くシーンはいまだにトラウマ
つぎ「普通」行きます。
「奪取(上下)/真保裕一」・・・普通
偽札作りの話。序盤は展開早く面白い、手に汗握る感じ。悪友とタッグ組んで頑張ってるのも読んでて楽しい。
中盤からは、印刷技術や紙質、材料の話などがかなり細かく説明されてて一気にダレダレ。
しかも悪友の代わりに、ジジイとクソ生意気なガキとの行動が主となりいちいちウザい。
話の続きが気になるのに、印刷手法の特徴や違いなんかを読まされるのは辛かった。
あと中二病っぽい描写や臭いセリフが多い。印刷業界に興味ある人には良いかも。
「テロリストのパラソル/藤原伊織」・・・普通
公園で爆破テロに巻き込まれかけて、事件の真相探る話。
いくら小説といえど、話が出来杉。設定に無理あり杉。
もちろん主人公もチート設定。
謎が徐々に解けていくテンポはスピード感が良くて読みやすいし面白いんだけど、納得感は小。
主人公の独特な雰囲気は何だろうと思っていたが、人のレビューみたら
「ハードボイルド感」と書いてあってああなるほどと思った。
「溺れる魚/戸梶圭太」・・・普通
ある連続脅迫事件をワケあり凸凹コンビ警察が担当を任され、真相を追う話。
アクション感が強い、乱闘シーンは映画見たっけと錯覚するような迫力感じられた。
なかなかえぐい描写もあり、人がポンポンタヒぬw
ただし登場人物の大半がクソ野郎なんで後味は別に悪くない。
「我らが隣人の犯罪/宮部みゆき」・・・普通
難なく読める短編集。面白いんだけど、短編だし読後感ってやつが薄い。
来年は一冊ものをいくつか読んでみようと思う。
「Zoo(1)/乙一」・・・普通
こちらも短編集。ハズレはないんだけど、物語にどっぷり漬かる前に終わるから
印象残らないのが多い。個人的に短編はあまり合ってないのかも。
「グラスホッパー/伊坂幸太郎」・・・普通
殺された妻の復讐のため組織入りした主人公と、自刹させ屋とナイフ使いの殺し屋と押し屋の話。
現実味全然ないけどストーリーは面白い。ただまぁまぁ有名な割にはいまいちだったかも。
ラスト1行の無責任さというか、あの終わり方は夢オチに近いものがあって好きじゃない。
終わらせ方が違っていればもっと上位だったかも。
んじゃこっからランキング、20位から
2014年 第20位
「イン・ザ・プール/奥田英朗」
太った色白の神経科の先生と患者の話。短編集。
先生のキャラは憎めないが実在してたら問題ありすぎ。気楽に読める感じ。
一個一個面白い。ただ、読み終えて特に得るものはなかったかな。。。
2014年 第19位
「空中ブランコ/奥田英朗」
イン・ザ・プールと同じ先生の短編集。続編。
これも肩の力抜いて単純に楽しんで読めるところがウリであって、
得るものはないかなと思っていた。
が、読み終えてみると普段の自分の思想ってもしかしたら
凝り固まっているのかも、目線を少しズラせばこんだけ世界変わるんかという
気づきがあったようななかったような。
あと前作からずっと謎だった美人看護師の意外な一面があったりと
続編なりの楽しみもあった。
小説を読むときは何かを得ようとしない方がいいよ
それよりひとつひとつの描写に不愉快になったり感動したりする自分を意識した方がかえって色々わかるかも
「なんで自分はここが気に入らないんだろう?」「どうしてこれが好きなんだろう?」って
>>48
そうなのか!俺は作者が何言いたいのか、伝えたいのかを
薄ーく気にしながら読むようになってるわ。
自分の反応を意識するように、やってみるわ。
2014年 第18位
「夜行観覧車/湊かなえ」
幸せそうな家庭で起きた殺人と、向かいに住む癇癪娘のいる家族と、
隣に住むウザ系おばはんの話。
それぞれの視点で物語が進められ、物事の捉え方が各人でこんなにも違うのかと
気づかされる作品。この作者の描写、とくに学校生活での生徒間のやり取り、
井戸端会議などは妙にリアルかつ遠慮ない表現。
嫌がらせ描写は被害者側がどんだけクソ野郎でも同情してしまうほどの内容。
2014年 第17位
「半落ち/横山秀夫」
章ごとに主人公が変わる混合人称?な小説。
最初の主人公が、別の章ではチョイ役になってたり。
ある理由のために、なかなか事件の真相を口にしない容疑者と、
事件に関わる関係者たち。
立場が違いながらも、それぞれが望むゴールは同じ方向にあり、
様々な障壁を乗り越え複数の主人公が連携プレーしてるのがアツい。
2014年 第16位
「暗いところで待ち合わせ/乙一」
ちょっと非現実感強め。あと人の心はそんな簡単に動かんやろと感じつつ
最後までスっと読めた。話の展開というより設定が面白い。
冒頭で、主人公が、周りの人間に対する想いをつらつらと語っているのだが
まんま自分の考え方と一緒で驚いた、もしかしてみんな同じように考えてるのか??
俺は物語を通して何を言いたいのかを考えつくすのが読書の楽しみだなあ
逆に作者の伝えたいことみたいなことは全く考えないようにして
自分の読書感が第一という読み方が基本になってる
2014年 第15位
「痴人の愛/谷崎潤一郎」
健気で美しい超上質ロリと出会い、結婚し、人生バラ色、
これからどういうふうに調教していこうかと思ってたらクソビッチになったでござるな話。
100年近く前に書かれた話とは思えない。今でこそなかなか過激な内容だが
当時でこの内容は強烈すぎると思う。NTRの先駆け?
主人公は最終的に幸せだったのかな。。。結局愛した方が負け的な話。
痴人の愛で一番びっくりしたのはビッチを指す「公衆便所」って言葉が出てきたところ
こんな昔からあったのかという
2014年 第14位
「春の夢/宮本輝」
誤って壁に打ち付けてしまったトカゲと、借金取りから隠れるホテルマンのダメ男の話。
これ必要?っていう描写や、伏線と思わせて伏線じゃない書き方など、ちょっと特徴的。
また、超絶ウザい系の奴が登場しても、読んでて何故かそんなに不快にならない、不思議な文調。
人間の醜い部分の表現も、何故か胸につっかえる事なく読めてしまう不思議。
なんか全体的に世界観が綺麗に感じるというか、宮本さんの物語からは独特の何かを感じる。
2014年 第13位
「青が散る/宮本輝」
宮本先生連チャンです。
思いのほかテニスに情熱をかけてしまった主人公の大学4年間の友情と恋愛の話。
まさに青春描写。ただこんな4年間もったいねーって感じ。
危ない橋もわたりつつ、女に振り回されつつ、何かを得たのか得られなかったのか
よくわからないまま4年間が終わる。。。
もう一回大学生活したくなる確実に。ただこの主人公みたいに、よくわからん女に
とことん付いてくようなことは絶対ないと思う。
こうして見てると年の終わりに読書ランキング作るのって面白いかもしれんな
自分でもやってみようかしらという気になって来るね
>>62
年間何十冊も読むならブログ書いた方がいいよ
儲かる
>>62
ワイはiPhoneのアプリで完読日や感想つけてるんやが、一年振り返って
なんとなく順位付けしてみよかなと思ったのがスレ立てたキッカケ。
結構楽しめたけど、順位付けは難しかったよ。
>>64
ブログね、、、儲かるのはかなり魅力的やが、ワイの小並感では恐れ多いわ。
>>67
ええんやで
感想のアウトプットはとてもいいこと
2014年 第12位
「焚火の終わり(上下)/宮本輝」
またまた宮本先生です、安定の面白さ、安心して読める。
仲の良い兄と妹、実は兄弟じゃないかも・・・
いろいろあるうちに自然に一線を超えて、二人は今後の決断をする。。。
一風変わった恋愛ミステリー。最初は知りたくて知りたくて仕方が無かった謎が
ラストに近づくにつれ、知りたくない知りたくないと変化した珍しい作品。
世の中知る必要のない事もあるんだよってのが言いたいのか?
決して明るい話じゃないけど全体的に世界観が上品、
うまく言えないけど宮本先生のは今年読んだ3作品どれもそう思った。
2014年 第11位
「クリムゾンの迷宮/貴志祐介」
目が覚めたら地球かどこかも分からない場所にいて、
なんか強制的にゲームに参加させられましたって話。
協力プレーすれば良いところを、裏切りや人殺しなど
だんだんプレーヤーが狂っていく。
描写が上手くて、読んでると情景が想像できる。映画を見たような気になる。
ただ終わり方が残念。謎の部分が多いままで、若干投げてる感あり。
グラスホッパーと同じく、ラストもうちょっと納得できれば更に上位だったと思うんだな。
騎士はただのクズだからな
それを踏まえれば理解できるものが多い
ブックオフで適当に岩波から出てる海外作家の作品漁ってみ
起伏がほぼなくて作者が何考えて書いてるとか読み取る気なくすぞ
いよいよTOP10の発表です
2014年 第10位
「黒い家/貴志祐介」
保険金詐欺系の話、怖い系。鬼気迫る感じの表現が上手い。
ギリギリ現実味あるラインでの狂気の描写には素直にのめり込まれながら
読み進めることができる。なさそうで、実際ありそうな話。
手に汗握る部門では2014年で1位かも。
2014年 第9位
「手紙/東野圭吾」
兄は弟を想って過ちを犯し刑務所へ。殺人犯を家族に持つ弟は、その事実のため
数々の出会いやチャンスが水の泡となり、普通の人生を歩むことができなくなった弟の決断は。。。
犯罪者やその近親者への考え方を問われる物語。物語の面白さはさておき、
犯罪が周りに与える影響の大きさや、それに対する差別の考え方など、いろいろ考えさせられる作品。
結構面白かったから映画も借りて見てしまった。
小説ではミュージシャン目指してた弟が、映画では漫才師の設定になっててワロタ
小説⇒映画はガッカリが多いって先入観あったけどこれはおもろかった。
疲れてきた。
2014年 第8位
「迷路館の殺人/綾辻行人」
見事な作中作、中身はコッテリなミステリー。
構成がすごい、よく考えたなこれって感じ。
トリックとか謎は、いくつか見当つくようなシンプルなものもあり。
登場人物半分くらいタヒぬけど、なんか別に重くはなく楽観的に読める。
シリーズものらしく、他の館シリーズも読んでみたくなった。
2014年 第7位
「チェーン・ポイズン/本多孝好」
自刹考えてたけど、1年後に楽に氏ねるっていう方法提供してくれる人と出会い、
まぁ1年耐えてみるかーって人と、後になってその自刹した人の動機を追う雑誌記者の動向が
交互に物語られている本。
最後まで見事に騙されたなー、気づく人いるんかこれ?
ミスリードっていうみたいっすねこういうの。
自分の勝手な思い込みの怖さ、危うさを感じることもできた。
トリックだけじゃなくストーリーも普通に面白い。
2014年 第6位
「葉桜の季節に君を想うということ/歌野晶午」
有名な叙述トリック小説。噂通りなかなか面白かった。
読み返すとだいぶ印象違うんだろうな、なぜなら(略)
読むか迷ってる人は、とりあえず最初の数行読んで判断すればよいと思う、理由は読めば分かる。
主人公がチート気味。いきなり回想話になったり、すぐ現在に戻ったりと忙しない感じ。
結局、回想話のほうは何がいいたかったのか分からんかったわ、トリックに関連してるんだろけど。
ラスト近くでトリックをばらすとき、もったいぶらず一気にオープンにする感じが潔い、あっけにとられた。
発表途中で悪いが『白い犬とワルツを』がすごく良かったよ
ベストファアアアィブ!!!!
2014年 第5位
「影法師/百田尚樹」
はじめて読んだ時代小説。昔の言葉が多く、読み進めるのに苦労した。
武士の心というか、自己犠牲の強い生き方は格好よくも切ない。
他人のためにここまでできる人間がいるのだろうかと考えさせられる。
友への想い、好きな女への想い、どちらが原動力になって彼を動かしているのか。
彼の謎の言動が、ラストに向けて次々と明確になり、一本の線に繋がる様は
かなり感動。
読みづらさに挫折して途中で投げずに読んでほんとに良かった。
1はどんでん返し好きだな
どんでん返しについては有名なまとめがあって、
それ全部見たんだがすごい面白くて、しばらくして
絶対それ参考にしただろって
ラインナップを揃える本屋さんを三軒も見たぞ。
そんな俺の最大おすすめは「慟哭」
>>84
慟哭が10位になってるランキングのやつか?
慟哭面白いよな
最初は十角館読むべきだよな
>>84
小説慣れしてないからドンデン返しに弱いわ確かに。
トップ3発表すんのが恥ずかしいわw
NAVERかなんかでドンデン返し小説紹介してるのからいくつか読んだ。
慟哭はまだ読んでないけど家にあるから来年読む!
>>85
まじかー、ちょっと間あけてから新鮮な気持ちで十角館読むかな
2014年 第4位
「陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎」
若干特殊能力もった優秀で個性的な4人が銀行強盗したりする話。
軽快で読みやすく面白かった。海外ドラマのフレンズとか、小説でいうとぼくらシリーズとかが
好きな人はハマると思う。非現実的な話だが、まず前提からして非現実的だから
特に気にせず読み進められる。言い回しや皮肉り方、あーいえばこーいう風なやり取りも面白い。
こういうタイプの小説でオススメあれば是非教えて欲しい。
>>88
海外モノだけど『クリスマスのフロスト』が良いよ
平行して発生するいくつもの事件をフロストという両津ばりに破天荒な警部が解決していくミステリ長編
けっこう長いけどユーモアたっぷりでキャラが魅力的なので飽きない
いよいよ2014年個人的ベスト3の発表ぅぅ
2014年 第3位
「オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎」
コンビニ強盗ミスって警察に捕まったはずやけど気づいたら意味不明な島に居た話。
序盤は現実離れしすぎ、読みたくもないファンタジー読まされてるみたいでイライラ。
このままの感じで終わるのだけはマジ勘弁と思いつつも、何故かこの先どうなるのかが
かなり気になってしまう物語。
終盤、数々の謎が次々と繋がりだし、急激に面白さが加速していく。
最終的には、一部ありえない設定は残りつつ、多くの謎は納得のいく形で解消されていたのは
こちらの想定を遥かに超えてきた。
島に足りないものが分かったときの丘へ向かう描写が綺麗すぎて感動で涙が溢れてきた。
こういう感動の仕方は初めてだった。
途中のとてつもなく胸クソな描写は、もう少し和らげてほしいと切に願います。
2014年 第2位!
「向日葵の咲かない夏/道尾秀介」
やべーなんじゃこりゃ。叙述トリックと言うんですかそうですか。
賛否両論ある小説みたいだけど個人的には良い意味で衝撃的でした、最後まで全く気づかんしこんなん。
騙す騙さないだけじゃなく、発想がぶっ飛んでる。それでいて細部にまでかなり手の込んだ
設定がなされていて、全ての謎に説明が付くようにまとめられていて脱帽。
読んでてちょっとでも引っかかった箇所は、何かしらの謎や意味を持っていることに
読後にネットでレビューなんかをみて気づかされた。
「マジかーマジかー」って唸りながら読んだ本はこれが初めて。
やっとラスト
2014年 第1位!!
「告白/湊かなえ」
これは衝撃。読み始めて数ページで次が気になって仕方がないこんなの初めて。
小説は読み始めてから世界観に入り込むまで、序盤の設定やら登場人物の名前、
関連を把握するまでの間があまり好きじゃないけど、この小説はそれが全くと言っていいほどなかった。
淡々と語りかける文調は、物語を読んでいるのではなく、物語の中にいるような感覚になる。
登場人物それぞれの立場に立った時、こんなにも180度違う考え方を持つのかと、
人の価値観の違い、感じ方のズレをうまく物語に盛り込んでいる。
人間のイヤラシイ一面の表現も上手い。ラストもスッキリ気分爽快ザマァwww。ダントツの1位。
ちなみにこれも映画見てみた。映画の評価高かったし、確かにうまく撮ってるなーと思うんだけど
小説が良すぎた。
告白はラスト微妙じゃなかった?
結構同じの読んでた
告白と向日葵の咲かない夏読んでみるか
>>98
個人的にはラスト微妙じゃなかった、ちゃんと終わってくれたという感じ。
クリムゾンとかグラスホッパーとかみたいに、なんか曖昧にしたり
読者に委ねるみたいな白黒ハッキリせん終わり方が苦手。
>>100
告白は分量も少ないし序盤から物語入り込めるしほんとに読みやすいよ、
立ち読み初めてしまったらそのまま読破しちゃうんじゃないかってほど。
向日葵はこれ以上情報集めずフラットな状態で読んでほしい。
以上です、書き溜めておいたのに時間かかってしまってすまない。
ちょっとでも参考になれば嬉しいです。
にしても引くほど小並感だなマジで。
語彙力ない、文章書くの下手ってところから、2014年は本読もう!ってなったんだけど
もっとがんばるかー
告白は映画派だな、どっちも面白いけど
白ゆき姫殺人事件は真逆にワースト10に入るくらい嫌い
箒木蓬生のエンブリオとインターセッ久もお薦め
病院内のクライムミステリーというか
推理物じゃないがそれに近い。文章が上手いから専門知識なくてもスラスラ読めるし相当面白いよ
臓器農場も進める
乙
小説読むたびにこまめに感想つけるのはすごいことだから自信持っていいよ
あと>>48は自分の気持ちを足がかりにして小説について考えてみて、という意味だから誤解しないでね
いっぱい読んで好きな小説たくさん見つけてね
オススメ書いてくれた人ありがとう
全部チェックして来年読む本の候補にします!
>>109
48の補足ありがとう、理解シマスタ。
今後も感想残しながら読書続けていこうと思う!
来年も読書続けられてればまたやりたいと思います!
自己満に付き合ってくれた皆ありがとう。
それでは良いお年を〜
乙でした
読書楽しんで!
コメント一覧 (43)
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- 2014年12月27日 12:18
-
告白はすごいよね
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- 2014年12月27日 12:30
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むしろ黒岩重吾が一番浮いてる
往年の大家とはいえそのへんの町の本屋じゃ絶対置いてない
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- 2014年12月27日 12:52
-
伊坂幸太郎気に入ったなら魔王読もうぜ!
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- 2014年12月27日 13:34
-
黒い家は個人的にベスト
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- 2014年12月27日 13:50
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テロリストのパラソルは学生闘争の頃の予備知識が無いとつまらないと思う
自分は結構好きだが
ご都合主義には同意
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- 2014年12月27日 14:05
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伊坂は重力ピエロかチルドレンが好きだな。キャラは泥棒の黒沢が好きだ。
>>1にはジョージーオーウェルの新訳版1984年読んでほしいな。訳者変わってかなり読みやすくなってるし、最後の畳み掛けるような尋問は本当に読む手が止まらなくなる。
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- 2014年12月27日 14:09
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貴志は天使の囁きが良い。
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- 2014年12月27日 14:36
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告白は終始わざとらしい雰囲気があるしラストがギャグにしか思えなくて苦手だったなあ
読書したら感想つける癖は見習いたい
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- 2014年12月27日 14:39
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おー、おもしろかったわ。
すげー読んでるな。俺なんか全然だわ。
いくつか俺も読んでる本があって、「そっかー、こう思うのかー」って感じだった。
どんでん返しとか、叙述トリックが好きな人みたいだな。
俺は、小説における人の心理とか、もう面倒くさくて付き合う気になれんわ。
SFぐらいかな、読む気になるのは。
それも、「こういう条件があったら」「世界がこうなっていたら」という仮定をつけたとき、作者は世界がどう変わると考えるのか?それで物語を作るとしたら自分ならどういう話にするか?ってことを考えるわ。
まあ、小説の読み方なんて人それぞれだよな。
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- 2014年12月27日 14:39
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俺が退屈だと思っていた物が上位に居たり
面白いと思っていた物が下位に居たりと、やっぱり人それぞれ随分違うもんだなぁ
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- 2014年12月27日 14:46
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綾辻は十角館、人形館、時計館読んで見限ったんだが
迷路館読んでみるかな…
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- 2014年12月27日 14:47
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>>35
>貴志は新世界と悪の教典しか知らんがこの二冊で充分だと思った
なんだろうこのはてな民感。
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- 2014年12月27日 15:05
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葉桜好き
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- 2014年12月27日 15:07
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読み物ばっかで小説はあんまり読まないから参考になるわ
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- 2014年12月27日 15:07
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このチョイスというかどんでん返し系にハマるのはよく分かる
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- 2014年12月27日 16:23
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黒岩重吾は歴史物の方がいいよ。
宮本輝は、もっと面白いのたくさんある。
あと疾走は重松作品で一番異色だから、一番嫌いか、一番好きかファンでもわかれる。
流星ワゴンあたりから読むといい
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- 2014年12月27日 16:29
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これだけの感想を書けるだけでもすごいと思う。
自分は結構本を読む方だと思うけど、読み終わった時の感想は「あー、おもしろかった」か
「よくこんな話を思いつくなあ」とかばっかりだわ。
しかもすぐ内容を忘れるw
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- 2014年12月27日 17:54
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ネタバレ回避しつつ観想書くと小並感になりやすいししゃーない所もあるでな。
※17
自分も割りとそんな感じだわw
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- 2014年12月27日 17:57
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この1は複雑そうに見えてわりとストレートな話が好きなのな
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- 2014年12月27日 18:11
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レビュー見て本買うとハードル上がるよな 2ちゃんねるの評価もそうだけど
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- 2014年12月27日 19:23
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伊坂はどれ読んでも詰まらん
この子はシンプルな「物語」が好きな割に読み方はヒネてる
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- 2014年12月27日 19:39
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『慟哭』は文章があまりにヒドすぎて途中で本を捨てた
こんなの初めて
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- 2014年12月27日 20:05
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叙述トリック好きなら乙一の「GOTH」も読めば良かったのに
「暗いところで待ち合わせ」は設定もいいけど、何よりも「死にぞこないの青」のプロット段階でボツになったネタを使って出来た作品だって点がすごい
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- 2014年12月27日 20:13
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向日葵の咲かない夏はほんとたまげた
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- 2014年12月27日 20:16
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これだけ読んどいて伊坂を上位に持ってくるのか......映画観まくって感性磨くのが先じゃね?こいつ
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- 2014年12月27日 20:50
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米22
そんな酷かったか?普通に読みやすかった記憶があるけど…
個人的に酷いというか読みにくくて投げたのは三津田信三
文節で切って入れ替えたくなった
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- 2014年12月27日 22:44
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まあ思考は人それぞれ、若いね
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- 2014年12月28日 00:02
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告白は映画館で2回見たな
最初から最後まで衝撃的だった
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- 2014年12月28日 00:33
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本多孝好はハズレがなかったな
全部面白い
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- 2014年12月28日 01:29
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オレも小説そんな読まない方だから、こういう読書初心者のランキングって参考になるわ
悪童日記オススメ
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- 2014年12月28日 03:54
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全部今年出た本ってわけでもないのにランキングつけることの意味はあるのか、、、?
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- 2014年12月28日 07:26
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道尾秀介は向日葵の咲かない夏だけで評価されちゃってたりして納得できない
その後からの作品が秀逸なのばっかなのに
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- 2014年12月28日 09:15
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1に言いたいことが48に書いてあった 穴と疾走好きな自分とは合わンな
テーマ性重視で読むとそれに応えうる本なんてめったに会えない 読む側の環境、精神も関わってくるし
テーマもクソもないトリック系、伊坂が上位にいるのも納得 馬鹿にしてるわけでなく
初心者はやっぱこういう娯楽を前面に押し出してるのを読むといいよ
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- 2014年12月28日 12:47
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「慟哭」は途中でトリック読めたけど面白かったな
あの作品で一番すげえと思ったのは、貫井徳郎はあれがデビュー作だってことだわ
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- 2014年12月28日 14:23
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告白は本当に人物描写が稚拙で、読むのが苦痛だったんだが
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- 2014年12月28日 16:09
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伊坂ならやっぱり死神の精度かなー
最近は伊藤計劃ばっか読んでる
今年読んだ中でベストは長谷敏司のBEATLESS
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- 2014年12月28日 16:26
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向日葵の咲かない夏は面白かったけど、2位って言われるとうーんってなるなー
殺戮に至る病読んだ後だったからかな
まあ、にわかの初心者だからこんなこと言うのもあれだけど
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- 2014年12月28日 21:08
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良いチョイスだと思う。
ただ個人的に半落ちはもうちょい上。
無骨過ぎて若い人向けじゃないからか?
あといきなり迷路館はワロタw
向日葵の咲かない夏は気になってたから読んでみよう。
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- 2014年12月28日 21:43
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中高校生かな?
文章が幼い
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- 2015年01月05日 15:15
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おれ、本は好きだけど
ここのコメント欄見てると読んだ本の数の桁が違ってそう…
スレ主さんは司馬遼太郎さんの"功名が辻"読んだことあるかなー?
歴史小説だから油断してたのもあるけど、最後はびっくりして唖然としてしまった
けっこうおもしろいよ
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- 2015年01月12日 08:40
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趣味が似てるので面白いスレでした。
宮本輝が好きなら、錦繍、優駿や流転の海シリーズも面白いよ。
時代物も大丈夫なら、浅田次郎もオススメです。
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- 2015年01月14日 12:54
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綾辻の人形館だけは手を出すなよ…時間と金を無駄にする…
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- 2015年09月16日 20:45
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スレ主は結構私と好みが似てる
多分すっきり終わるけど何となく後味悪い本が好きなんだと思う
そんなスレ主には麻耶雄嵩をオススメする
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